前回2月の通院から4カ月ぶりの診察日でした。
いつもながら尿検査と採血を終え、約40分ほど待っていると
『シャラーン シャラーン』と音声が鳴り、診察番号を表示する画面に『455』と出たので
コンコンとノックして診察へ。
医「お待たせしてすみません。体調はいかがですか?」
私「いや~ 特に変わりなく はい」
医「うーん ちょっとねぇ~ eGFRが下がってるんですよねぇ」
私「えっ!マジっすかぁ」っと、こんなやりとりでスタート。
iga腎症の診断が出て、これまで40代をキープしていたeGFRが、とうとう39に下がっていました。
医「ここ最近の体調にもよるんですけどねぇ… ただ推移を見ていると、やっぱり少しずつ下がっているんですよ」
私「はあ…」
医「前回紹介したフォシーガですが、いかがされますか?」
私「いろいろ調べたんですけど、尿路感染や脱水とか副作用があるんですよね~ でもよくわからないので・・・ 先生としては、やっぱりおススメですかぁ?」
医「ですねぇ~ すぐに効果が出る訳じゃないんですけど、長い目で見てeGFR数値の下がり幅が小さくなる効果がありますから・・・ 数値が20になってから始めても、効果が出るころにはもっと下がってる可能性もあるんですよねぇ」
そんなお話もあり、フォシーガ錠10mgを処方していただきました。
私「降圧剤のオルメサルタンと併用はどうなんですか?」
医「併用してください。逆に併用していないと、効果が期待できないので」
ということで、フォシーガ&オルメサルタンの2薬生活になりました。
フォシーガ・・・ なんか仮面ライダーとかに、おりそうな名前ですが、ライダーぐらい強い効果が出ることを期待するとします。
ブログの名称・・・
腎臓人間フォシーガに変えようかしら(笑)
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ちなみに・・・
主な数値の変化は・・・
【2025年2月 → 2025年6月】
アルブミン 3.6 → 3.4
尿素窒素 27.8 → 17.7
クレアチニン 1.36 → 1.53
eGFR 44 → 39
尿中蛋白/クレアチニン比 2.12 → 1.89
ヘモグロビン 14.3 → 13.2
潜血(定性) 3+ → 3+
蛋白/クレアチニン比(定性) 2+ → 2+
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フォシーガ錠の購入に薬局へ行くと・・・
「これ… 初めてのお薬ですよね~ 飲み始めは、尿の量が多くなることがあるので、しっかり水分摂ってくださいね~」と…
副作用についてネットで調べてみると・・・
性器感染 、 腟カンジダ症 、 尿路感染 、 膀胱炎 、 体液量減少(脱水) 、 ケトーシス 、 食欲減退 、 多飲症 、 便秘 、 下痢
う・・・ なんか・・・ 怖くなる・・・
ところでフォシーガって、どういう薬なん?ということで
またまた調べてみると・・・
SGLT-2阻害薬という糖尿病の薬の一種だそうです。
SGLT-2阻害薬は、おしっこから余分な糖分を排泄する効果があって、血糖値の調整をしれくれるそうです。
通常血液の糖分は・・・
身体にとって必要なものと、不要なものを振り分けるフィルターつまり腎臓の糸球体(しきゅうたい)を通過。
尿として排泄され、尿細管(にょうさいかん)という場所で再び吸収されるそうです。
ってか、ホント腎臓ってすごいよね~
ほんでほんで、
SGLT-2阻害薬はこの尿細管での糖の吸収を抑えて、そのまま尿と一緒に糖分を排泄する効果があるそうです。
っとなると・・・
今までより、た~くさんの糖が尿道、陰部などを通過。
糖が多くなると、どうしても細菌なんかが増えてしまう傾向があり、膀胱や性器関係への副作用が考えられるんだって。
ただ・・・
フォシーガ錠は、糖と共にナトリウムも尿として排出するから、腎臓への負担が減って、結果的に腎臓を守ることにつながるって。そういうことらしい。
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次はいつもより期間が短く2か月後の診察。
フォシーガ錠を導入したてなので、様子を見るために期間が短くなりました。
当然短期間で効果が出る訳ではなく、eGFRが元通りになる訳ではないので、モチベーションが上がりにくいですが、eGFRのアラフォー維持を期待したいと思います~