2020/08/24

腎臓人間ブログ そもそも⓷腎生検の地獄

大きな総合病院に転院し、人生初の入院となりました。

2020年1月の人間ドックから5か月後の6月のこと。

受付で聞くと、「そのまま10階にあがってくださーい」と。

最上階で、それはそれは見晴らしの良い場所。ロビーから見える川や山の景色は圧巻!

『点滴しながら、ここで過ごしたりするのかな~』なんて考えていましたが・・・

この後に地獄が待っているとは、この時全く考えていませんでした。


さて病室に案内され、担当の看護師さんから説明はさらたものの・・・

とにかく何もかもがわからない。クレームじゃないですよ。

結局、後からわかることばかりだったので、問題ないのですが・・・


トイレはどこ?

畜尿って何?

とった尿を提出するトイレはどのトイレ?

シャワーできるの?

何時に寝るの?

ナースコールってどんな時に押すの?

ベッドの傾斜を変えるリモコンって、勝手に使っていいの?

テレビはイヤホンいるの?

ベッド横のテーブルは、どうやって高さを変えるの?

貴重品はどこに置いておくの?

1階のローソンには自由にいっていいの?

何時に起きるの?



看護師さんに聞こうと思ったけど、なんだかとっても忙しそうだし・・・

目で合図送っても、誰も振り向いてくれないし・・・

速攻ホームシックみたいな気分。


そして一番わからないのが腎生検とは、どんなことするの?

これが一番の問題・・・


いただいた一週間の予定表や入院のしおりを、何回見たことか・・・

今、思うと、相当不安だったんでしょうね(笑)


入院二日後に腎生検がありました。

まず難関は・・・ おしっこに行けないので、管を通される処置

「男の人は嫌がるんですよね~」とお医者さんに言われたが、これはなんとも言えない感覚。ゾワゾワしたね~


次の難関は・・・ 腎生検そのもの。

と言っても、これは麻酔されてるし、まあまあ問題ない感じ。

ただ鉛筆の芯ぐらいの針を入れられるらしいということを聞き、その先入観があり、少々びびりはある。


さあ!ここからが最大の難関。ほんと地獄でした。

腎生検後・・・ 24時間絶対安静。

処置後4時間で、カラダを斜め30度ぐらいに傾けられるが・・・

それ以外は一切動くことができない。


簡単に言うと、カラダを動かしてしまうと、腎臓の針を刺したところから出血してしまう。そうなると、何やら大ごとになって、本気の手術になると・・・


途中で来られた男性看護師さんが「結構きついらしいッスよ。テレビカード買ってたほうがいいッスよ」と、にやにやしながら言ってきた。

『なんや!動いたらあかんだけでしょ』と思っていたのですが・・・


これがきつい。足には自動でマッサージする機械を膝上までつけられるので、

余計の大ごとに感じる。

それぐらい本気で動いたらダメなんだろうと考えると、オチオチ動けない。


24時間・・・

最初の2時間でダウンしそうになる。


あーーナースコール押してええんかな?

痛み止めをもらえるって言ってたな・・・

あーーナースコール押してええんかな?

痛み止めをもらえるって言ってたな・・・


この無限ループが次の日まで。


とにかくカラダを動かさないようにしていると、

腰から痛みが出始め、背中へ。そして腕の上腕付近も力が入っているのか、ガチガチに。


うおーーー 全身が痛い・・・

テレビなんか見れるかぁーーーーー


朝までほぼ一睡もできない状況。


次の日・・・

昼前に状況を、お医者さんに見てもらうため、寝返りを打とうと思うと・・・

全身痛い・・・ 看護師さんたちに支えてもらいながらでないと、動けない。

それぐらいガチガチになります。


ほんま地獄でした~ 『何回地獄って言うねん』ですが、ボクにとってはそんな気分でした。大げさですみません。

もう二度と、同じ24時間は経験したくないです~


そんなこんなで次回のそもそもは、『症状名、明らかになる』デース。






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