大きな総合病院に転院し、人生初の入院となりました。
2020年1月の人間ドックから5か月後の6月のこと。
受付で聞くと、「そのまま10階にあがってくださーい」と。
最上階で、それはそれは見晴らしの良い場所。ロビーから見える川や山の景色は圧巻!
『点滴しながら、ここで過ごしたりするのかな~』なんて考えていましたが・・・
この後に地獄が待っているとは、この時全く考えていませんでした。
さて病室に案内され、担当の看護師さんから説明はさらたものの・・・
とにかく何もかもがわからない。クレームじゃないですよ。
結局、後からわかることばかりだったので、問題ないのですが・・・
トイレはどこ?
畜尿って何?
とった尿を提出するトイレはどのトイレ?
シャワーできるの?
何時に寝るの?
ナースコールってどんな時に押すの?
ベッドの傾斜を変えるリモコンって、勝手に使っていいの?
テレビはイヤホンいるの?
ベッド横のテーブルは、どうやって高さを変えるの?
貴重品はどこに置いておくの?
1階のローソンには自由にいっていいの?
何時に起きるの?
看護師さんに聞こうと思ったけど、なんだかとっても忙しそうだし・・・
目で合図送っても、誰も振り向いてくれないし・・・
速攻ホームシックみたいな気分。
そして一番わからないのが腎生検とは、どんなことするの?
これが一番の問題・・・
いただいた一週間の予定表や入院のしおりを、何回見たことか・・・
今、思うと、相当不安だったんでしょうね(笑)
入院二日後に腎生検がありました。
まず難関は・・・ おしっこに行けないので、管を通される処置。
「男の人は嫌がるんですよね~」とお医者さんに言われたが、これはなんとも言えない感覚。ゾワゾワしたね~
次の難関は・・・ 腎生検そのもの。
と言っても、これは麻酔されてるし、まあまあ問題ない感じ。
ただ鉛筆の芯ぐらいの針を入れられるらしいということを聞き、その先入観があり、少々びびりはある。
さあ!ここからが最大の難関。ほんと地獄でした。
腎生検後・・・ 24時間絶対安静。
処置後4時間で、カラダを斜め30度ぐらいに傾けられるが・・・
それ以外は一切動くことができない。
簡単に言うと、カラダを動かしてしまうと、腎臓の針を刺したところから出血してしまう。そうなると、何やら大ごとになって、本気の手術になると・・・
途中で来られた男性看護師さんが「結構きついらしいッスよ。テレビカード買ってたほうがいいッスよ」と、にやにやしながら言ってきた。
『なんや!動いたらあかんだけでしょ』と思っていたのですが・・・
これがきつい。足には自動でマッサージする機械を膝上までつけられるので、
余計の大ごとに感じる。
それぐらい本気で動いたらダメなんだろうと考えると、オチオチ動けない。
24時間・・・
最初の2時間でダウンしそうになる。
あーーナースコール押してええんかな?
痛み止めをもらえるって言ってたな・・・
あーーナースコール押してええんかな?
痛み止めをもらえるって言ってたな・・・
この無限ループが次の日まで。
とにかくカラダを動かさないようにしていると、
腰から痛みが出始め、背中へ。そして腕の上腕付近も力が入っているのか、ガチガチに。
うおーーー 全身が痛い・・・
テレビなんか見れるかぁーーーーー
朝までほぼ一睡もできない状況。
次の日・・・
昼前に状況を、お医者さんに見てもらうため、寝返りを打とうと思うと・・・
全身痛い・・・ 看護師さんたちに支えてもらいながらでないと、動けない。
それぐらいガチガチになります。
ほんま地獄でした~ 『何回地獄って言うねん』ですが、ボクにとってはそんな気分でした。大げさですみません。
もう二度と、同じ24時間は経験したくないです~
そんなこんなで次回のそもそもは、『症状名、明らかになる』デース。
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